「おぼくり〜ええうみ」を聴いたことがありますか?
アニメ「サムライチャンプルー」でも使用されていたことから、海外での人気も高い、美しいシマ唄のひとつです。
この曲の歌詞は『あらやしきくのでぃ・・・』とはじまります。
奄美方言を知らない人にとってはまず意味がわからないのですが(かくいうわたしもそうなのですが)、この歌詞は
『新屋敷好のでぃ 新さくば好のでぃ・・・』
という漢字で
『新しい土地を求めて新しい家を作り、萱の節をきれいにそろえて家葺きをしましょう・・・』
といった意味です。
ところが、この『あらやしき』という出だしの単語、実は仏教用語だというのです!
なんでも朝崎が「たけしの誰でもピカソ」(テレビ東京)に出たときに言われたのだとか。
歌詞の上では『新しい家』を表す『新屋敷(あらやしき)』ですが、仏教の世界において『阿頼耶識(あらやしき)』というものが説かれているのです。
『阿頼耶識』とは、無意識のうちに『過去の記憶(情報)を溜め込む蔵』を指すもので、仏教の言葉では『AlayaVijana(アラヤヴィジャナ)』というそうです。
(あれあれ?『AlayaVijana』といえば、ヨシダダイキチさん(シタール奏者)のユニット名じゃあありませんか!なんという偶然・・・。)
この『阿頼耶識』は、分かりやすくいえばその人のDNAのようなものだそうです。というのも、『過去の記憶(情報)』とはここでは『命の記憶(情報)すべて』を指すのです。何億年も前に命が誕生してからの記憶が、一人ひとりの無意識の中に溜め込まれているのです。
それは、たとえばある花を見て「美しい」と感じる人もいればそうでない人もいるように、個人個人の考え方や行動の基準になっているものだそうです。
すごいですね。
確かに歌詞では『新屋敷』なのですが、仏教用語でも同じ発音でそのような意味があったというのはすごい偶然。
さらにヨシダダイキチさんの『アラヤヴィジャナ』まで同じ意味とは・・・。
もうこれは偶然ではなく必然、神ぬ引き合わせなのでしょう。
朝崎の唄を聴くと、なぜか自然と涙がでてきてしまう。
それは、もしかするとその人の『阿頼耶識』がそうしているのかもしれません。
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