11/25(日)、十六夜に奄美大島の笠利町用安にある「夢紅」さんのお庭でライブをしてきました。
ここは海に面したお庭で、とっても気持ちの良いところです。リハーサルの前、この日の選曲や構成を話し合いながら、暖かい海の空気をいっぱい吸うと、自然と裸足になって海に向かって唄い始めました。
舞台はそのお庭にある大きながじゅまるの下。この大きながじゅまるを目の前にすると、昔から言われている奄美の自然信仰のように、この木に神様が宿り、古くからこの地を守ってくださっているような、そんな気がしました。ここで唄わせていただけるなんて・・・と朝崎もとても喜びながら、準備に向かいました。
夜になり、幾つかのライトと共に、和ろうそくを用いたやさしい光の中、ライブが始まりました。この日の伴奏はおなじみタナカアツシさんと奈良大介さんです。二丁三味線の朝花節から始まり、三味線とテディンからギターとジンベに楽器を持ち替えた様々なアレンジで次々と聴かせます。東京で唄う時より三味線曲が多かったのは、やはり、奄美でだからでしょうか。
途中、タナカさんと奈良さん二人の「マブリ」のステージや、ワークショップに参加された方々の曲披露もはさみながら、二部では軽快な曲も続き、朝崎もお客様もノリノリで踊り六調へ。この日は海に面したこの場所も全く寒さを感じないほど、風がほとんどなく、とてもいい気候だったのですが、ただ、一つ残念だったのは十六夜のお月様の下で朝崎郁恵の島唄をというイベントの願い叶わず、雲が厚く、お月様が現れなかったこと。でも、そんな残念さを吹き飛ばすように、この六調も、沢山のお客様の体が反応して踊る、素直な体の喜びの表現に見え、すごかったです。
アンコールを受け、「この唄を唄うといつも不思議なことがおきるんです。」と言って唄い始めた『おぼくり〜ええうみ』。『ええうみ』の最後の節を唄い始めると、なんと、朝崎の目の前にキレイな十六夜のお月様が。唄いながらお客様の背中側になる空を手で合図すると、その手の先にお顔を出したお月様を見たお客様の「うわぁ〜〜〜っ!!」と悲鳴に近いような歓声と共に『ええうみ』を唄い終えました。この瞬間は本当に鳥肌が立ちました。やはり、奄美の島唄の言霊は、自然に通じるのでしょうか。この感動をみなさまと共有できたこと、忘れられない機会になりました。
「夢紅」のとても素敵なご夫婦やこのイベントに関わってくださった方、お客様、そして、島唄に、この場所に、このがじゅまるやお月様、自然にアリゲティサマリョウタ。またウガミンショロヤ。
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