12/8〜10、沖永良部に行ってきました。
今回は12/9(日)「おきえらぶ文化ホール あしびの郷・ちな」という会場にて、映画『エラブの海』の上映と共に行うコンサート、「ちゅらさあまみ」への出演でした。
『エラブの海』は世界初(1960年(昭和35年)製作当時)シネマスコープ水中カラー撮影に成功した歴史的映画で、18、9歳の時の朝崎郁恵の島唄が挿入歌として使われ、47年前の南西諸島の風景が撮影されている貴重なセミドキュメンタリー作品です。
今回は大きなスクリーンに、昭和30年代の島の自然や人々の美しさが映し出され、会場内では当時の島の様子を知っている方々から所々で静かな歓声がもれる中、上映は終わりました。とても大きな感動が残る反面、今は護岸や埋め立てなどで変わってしまった海岸の元の姿が目に焼きついて、切なさも残りました。これからの自然との向き合い方、生活の仕方を考えさせられる、そんなメッセージもこめられているように感じました。メンテナンスも大変な35ミリフィルムでの上映は今回が最後になるかもしれないということでしたが、来年早々1/25(金)にDVDで発売されるそうなので、みなさん楽しみにしていらしてくださいね。
映画上映に続き、第3部は朝崎郁恵のコンサートです。今回のメンバーはピアノにYancyさん、パーカッションに土居秀行さん、お囃子・三味線に新原恭子でしたが、「三味線での島唄はよく聴くけど、こういう形で聴くのは初めて!」「島唄のジャズだね」「次はどんな楽器が出て、どんな音を聴けるのかと楽しんでたのよ」など、沢山のお客様がそれぞれ興奮して話しかけてくださりました。嬉しいですね。
昭和35年に公開された『エラブの海』が、多くの方々の心に残り、今回長い年月を経てDVD化されるほど人々の心に焼き付いているのは、当時の自然・人々の生活・島唄の美しさはもちろんですが、もう一つ、主人公の男の子のほとんどしゃべらない中での表情のかわいさも強く印象に残っているのではないでしょうか。今回、なんと、その男の子に(と言っても、今は50代半ばだそうですが・・・)お会いできたのです。朝崎はこの初対面に感動!!でした。あの男の子がそのまま大きくなったような、とてもやわらかい表情をされる、温かい方でした。こういうご縁を奄美の人たちは「神ぬ引き合わせ」と言うのでしょうね。
打ち上げで「『感無量』というのはこういう時に使うのだなあと思いました」と挨拶した朝崎の言葉が全ての思いを表しているなと思いました。
沖永良部のみなさま、そしてツアーに参加されてはるばる関東から来られた方、関係者のみなさまアリゲティサマリョウタ。またウガミンショロヤ。
○エラブの海 公式サイト http://company.sonima.co.jp/erabunoumi/
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