今年最初の朝崎郁恵ライブは、ガムランの櫻田素子&TerangBulanさんとの共演になりました。
この日、会場は超満員。ガムランの音色と島唄の満月の夜は、大盛況でした。
オープニングは、「朝顔」から。
新年を迎えたお祝い、そして、今年もまた皆さんにお会いできた喜びを祝う唄、「朝顔」です。
もとは、琉球から伝わってきた曲だというお話をしてくれた朝崎。
今年も朝崎の島唄解説、楽しみにしてきた方も多いのでは?
今回は初めて朝崎の、奄美の島唄を聴いた方が多かったようで、朝崎の曲の解説にじっと聴き入っていました。
そのあとは、櫻田素子さん、そして櫻田さん主宰のガムラングループ・TerangBulan(トゥラン・ブラン。「明るい月の光」の意。)による、ガムランの演奏でした。
インドネシア・バリの伝統音楽、ガムラン。お祭りや神様への感謝のお祈りなどのときに演奏されるそうですが、これは奄美の島唄と似ていますね。
指先まで神経の行きわたった、大胆に見えてとても繊細な踊りは、ここが東京だということを忘れてしまうほど。
ガムラン数曲のあとは、いよいよ朝崎のステージ。まずは「長雲」「夕凪」を徳原大和・新原恭子の三味線・お囃子で唄うと、続いてピアニストの黒木千波留さんを招いて「徳之島節」へ。
「夕凪」の解説では、島唄の種類についてのお話。
「奄美には祝い唄と作業唄、恋の唄があって…でも恋の唄は、かなり際どい唄もあるんです」と朝崎が話すと、客席からは笑い声に混じって「聞きたい」との声(!)も。「それは、のちのち、ね」と、やさしく返事をするあたりが、このライブならではの空間。
「徳之島節」についても、砂糖地獄を唄で伝えてきた先人たちのすごさと、その歌詞の真実を教えてくれました。
そのあとは、櫻田素子さん率いるTerangBulanのガムランとのセッションで、「千鳥浜」「東れ立雲(あがれたちぐも)」「よいすら」を演奏しました。
昨年からガムランとのセッションには挑戦している朝崎ですが、今回の櫻田さん、TerangBulanさんとは初めて。でも、演奏してみると不思議と合うんです!
普通ではなかなか聴くことのできない、不思議で素敵な音楽に包まれた会場でした。
そして、最後はいつものように豊年節〜六調!
朝崎が「豊年節では、『すらよいよ〜い』の合いの手をいれてくださいね。ちょっと練習してみましょうか」と、会場のお客さんにレッスンする場面も。
そして全員が参加して演奏した豊年節、六調。会場も熱気に満ちて、拍手は鳴り止みません。アンコールに、人の別れが切なく綴られた島唄「いきゅんにゃ加那」をしっとりと唄いあげ、今年最初のライブは幕を閉じました。
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